「喪女」とは…
「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」という長いタイトルですが…。
マンガ自体は2011年~「ガンガンONLINE」で連載されていて、現在(2019/12/03時点)も連載中です。
2013年には、アニメ化もされているので、ご存知の方も多いと思います。
この作品を語るうえで、避けて通れない言葉が「喪女」です。
喪女とは…
2ちゃんねる用語のうちの1つである。もてない女性のことを指す。
喪女と呼ばれる定義は
- 交際経験が皆無
- 告白されたことが無い
- 純潔である(処女)
- 恋愛感情をもたれたことが無い
などである。
(Wikipediaより転載)
主人公の「黒木 智子(くろき ともこ)」は、「喪女」の典型。
↑にある広告の、1巻表紙の女の子が黒木智子ですが、見た目はまぁ…見ての通りで…。
性格は、絵にかいたような陰キャ。
ヲタでコミュ障、卑屈で毒舌(主に脳内)、自意識過剰で妄想癖が激しい…と、特徴を挙げていけば、マイナス要素ばかりが並んでいく、残念な子。
中学時代からの親友・成瀬 優(なるせ ゆう、ゆうちゃん)は、黒木と同じく地味なヲタ子。
性格の悪い黒木ともずっと友達で、時に(同性で)セクハラも受けていましたが、それでも黒木を「もこっち」と呼んで、友達でいてくれる天使のような女の子。
そんなゆうちゃんは黒木よりちょっとお勉強ができず、違う高校に進学。
高校に入って垢抜けたゆうちゃんは、彼氏も出来てしまい…黒木は完全に置いてけぼり。
親友のゆうちゃんに彼氏ができ、卑屈に磨きがかかる黒木。
クラスメイトが
-放課後ファミレスで勉強しない?
-なになにー、二人で勉強すんの?
-俺らも行くー!
-えー!来んのー?
なんて会話を展開すれば、
『これは願望だけど、この学校テロリストに占拠されないかなー
それかガ●ツのチビ星人が攻めてきたり、寄●獣の●田(硫酸浴びた後)が現れないかな?』
とか考え始める…。
1人で行って落ち着けるところはブック●フ。
20冊を立ち読みした後、さすがに足が疲れてファストフードで休憩。
(ファストフードにソロ入店はドキドキ)
久しぶりにハンバーガーを食べた黒木は、
『うまっ!?
ハンバーガーなんて小学生以来だけど、こんなにうまかったっけ?
こんな物子供かバカの食べ物だと思っていたのに…!』
と脳内毒舌全開。
食べ終わって満足したところに、クラスメイトが入店。
見つかったら「あの子いつも一人だよね~、こんなとこでも一人なんてかわいそ~」とか話題にされる!
そう思った黒木は、トイレで変装。
表情も変えて、クラスメイトに気付かれない!
よしっ!!…………階段を降りる途中、遭遇したのは弟の黒木智貴(くろき ともき)。
※ 智貴はサッカー部で友達もおり、女の子にももてる、普通の男子中学生。
部活の友人とファストフードに寄った弟と、まさかの遭遇。
智貴の友人がすかさず、
「超ブスだったな、さっきの女!智貴も見ただろ?」
「い…いや、俺は見てないから…」
「もったいねーな、ある意味レアだぞ!」
帰り道、公園のブランコで黄昏る黒木。
(普段あまり仲は良くないが)不憫に思い、姉に声をかける智貴。
「寄り道してないで帰ろうぜ…」
「………うん」
人間関係に疲れたら、読んでください。
ボッチはボッチで大変なんです!
…たぶん。
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