ひぐらしのなく頃に 「暇潰し編」あらすじ【※ネタバレあり】その1


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ひぐらしのなく頃に 暇潰し編 其の壱「ヒナミザワ」

【この記事には「ひぐらしのなく頃に」のネタバレを含みます】

今回ご紹介する「暇潰し編」は、これまでの「鬼隠し編」や「綿流し編」とは舞台が異なります。

場所は雛見沢なのですが、時間(時期)が違っていて、圭一が雛見沢に越してくるずっと前、「オヤシロ様の祟り」と呼ばれる、連続開始事件の最初の事件(ダム工事の現場監督が殺害され、バラバラにされた事件)が起こる前の年になります。

まだダム工事は中止されず、「ダム抗争」が続いていたころのお話し。

警視庁では、建設大臣の孫が誘拐され、捜査が極秘に行われることが話し合われていました。

そして「暇潰し編」の主人公・警視庁公安部の若手刑事である赤坂衛(あかさか まもる)も、その捜査に参加します。

赤坂の捜査対象は、建設大臣にダム建設計画の陳情があった雛見沢地区「鬼ヶ淵死守同盟」。

ダムに沈む計画の雛見沢を守るための、住民団体です。

通常一人で捜査、ということはないが、人手が足りないこと、捜査対象が犯人である可能性が低いことから、赤坂が一人で捜査することになります。

身重の妻を残し、単身雛見沢に向かう赤坂。

興宮警察署に行き、大石さんに出会います。

この大石さんは…「祟殺し編」とは違って、「良い大石さん」ですね。

大石さんに雛見沢に送ってもらう途中、色々な情報を入手します。

雛見沢は実質、御三家が掌握している。

古手神社の古手家、村長の公由家、そして頂点に君臨する園崎家。

中でも実権を握るのが、園崎家当主・お魎。

園崎家扇動によるダム計画反対運動が、徐々にエスカレートしていることなど。

赤坂は表向き、建設大臣への直訴事件で公安が鬼ヶ淵死守同盟をマークすることになり、捜査に来たことになっていました。

が、大石さん「それ、嘘でしょ。本当のことを言ってくれれば、情報屋に引き合わせるとか出来るのになぁ…。」

もちろん大臣の孫が誘拐されたことは秘匿事項なので、言えないわけですが…。

大石さん、鋭いですねぇ。

怪しまれずに雛見沢村内を見歩くため、村が企画する「雛見沢ウォッチング」に申し込む赤坂。

待ち合わせ場所のバス停に向かうと、そこにいたのは梨花ちゃん。

「鬼隠し編」等の小学校低学年より、当たり前ですがさらに小さく、幼稚園くらいでしょうか。

赤坂の観光に同行する梨花ちゃん。

今度は家内と、生まれた子供も一緒に来たい、という赤坂の言葉に、表情を曇らす梨花ちゃん…。

観光の最後は、村で一番景色の良い古手神社。

梨花ちゃんの家ですね。

まだオヤシロ様の祟りが起きる前ですから、梨花ちゃんの両親も存命です。

梨花ちゃんの案内で、一番景色が良いという境内の端の方へ。

オープニングの一番最後に出てくる、白川郷をモデルにした雛見沢が一望できる高台。

「こんな美しい村がダムに沈んでしまうなんて…」

残念そうに話す赤坂に、梨花ちゃんが反論します。

「雛見沢はダムに沈まないのです。ダム計画はもうすぐ無くなるのです」

「どうしてそう言い切れるんだい?」

「もう決まっていることなのです。他に言いようがないのです」

突風が吹き上げたかと思うと、梨花ちゃんの様子が変わります。

赤坂、東京へ帰れ

あなたはさっさと東京に帰った方がいい。でないと、ひどく後悔することになる

ふっと意識を失った梨花ちゃん。

赤坂が抱き起し、目を開けた梨花ちゃんは「みー☆」と笑い、いつもの可愛らしい梨花ちゃん。

東京へ帰れ、と言い放った迫力のある梨花ちゃんは、いったい何だったのか…。

その夜、大石さんの紹介で情報屋と会う赤坂。

情報屋の話では…園崎家で親族会議が開かれ、出席者はお魎、魅音、御三家とその親族。

話に出てきたのは、「建設大臣の孫が誘拐された」というもの。

警察も極秘捜査をしているはずなのに…。

お魎が不敵な笑みと共に、話し始めます。

われらが雛見沢の土地は、母のようなもの。

ダム計画は、その母の命を奪うもの。

それを進めようとしている大臣が、孫を失って右往左往しとるそうじゃ。

お互い様じゃな…。

しかし土地と人様の命では意味が違う。

その孫、大事にしたれな…。

誰に向かって「大事にしろ」と言っているのか。

お魎は、園崎家は、雛見沢は誘拐に関わっているのか。

明確な議論はないものの、誘拐の話を園崎家が知っている…。

当初関係は薄いだろうと言われていた、鬼ヶ淵死守同盟。

「何かしらの形でかかわっている」可能性が出てきました…。

加えて、「雛見沢に警視庁の公安から捜査官が派遣されてくる」という話も、会議の場で出たと。

どうします?という問いかけに対し、

放っといたれな。あんまりおイタが過ぎるようやったら、そん時は遠慮せんと。舐められるのは好っきゃない

と答えるお魎。

赤坂が派遣されていることも、園崎家には筒抜けになっていたようです…。

翌朝、大石からの電話で目覚めた赤坂。

興宮署に駆け付けると、一つの遺失物を見せられます。

子供の財布。

中には診察券。

患者名は「犬飼寿樹」。

建設大臣の孫の名前です。

これが、雛見沢のもっと奥の場所から見つかった、と。

防刃ベストを着こみ、現場に向かう大石さんと赤坂…。

さて、「暇潰し編」。

話の中心が圭一 → 赤坂と、キーマンが変わっていますし、時期も違う。

スピンオフでも見ている気分ですね。

お魎の言い方からは、園崎家が関わっているというより、むしろ主導しているようにも受け取れますが…。

真相はどうなのでしょうか。

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