ひぐらしのなく頃に 「祟殺し編」あらすじ【※ネタバレあり】その4


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ひぐらしのなく頃に 祟殺し編 其の四「失しモノ」

【この記事には「ひぐらしのなく頃に」のネタバレを含みます】

沙都子の叔父を殺し、その死体を埋めた帰り、偶然鷹野さんに会った圭一。

足をくじいた圭一は、高野さんの車で送ってもらうことに。

「死体、上手に埋められた?死体を埋めるときは深く掘らないと、臭いに気づいた野犬に掘り起こされちゃうのよ?」

なぜ…死体を埋めたと知っているのか…?

「ボケに対して突っ込みもなし?私たち、相性良くないみたいね」

鷹野さんなりのボケだったようですが、心臓に悪いボケ…。

後部座席に置いてある、折り畳み自転車に気づいた圭一。

どこかで見たデザイン…。

「これって…富竹さんの自転車じゃ…?」

「違うわ、それは私の自転車よ。富竹さんに選んでもらった自転車だから。似ているのも当たり前でしょ」

しかし、圭一の記憶では、色も富竹さんの自転車と同じ…。

「私とあなたは今夜出会わなかった」

「え?」

「私とあなたは今夜出会わなかった。その方がいいでしょ?お互いのために」

「なぜそう思うんです…?」

はぁ…いちいち煩いわね。それくらい自分で考えられないの?ぼうや?

鷹野さんの雰囲気に圧倒される圭一。

富竹さんの自転車と言い、鷹野さんにも何か隠し事があるのか…。

自宅まで送ってもらった圭一。 「もし、沙都子の叔父を殺したところを…死体を埋めたところを見られていたなら…殺しておくべきだった…」 「『オヤシロ様の祟り』で死んでしまえ!」 そう思った瞬間、圭一の背後で足音が。 すぐに振り向いた圭一ですが、そこには誰の姿もなく…。

翌日、前日の疲労からか、寝過ごした圭一。

昼頃に登校すると、無事に沙都子の姿があります。

が、周りの様子がおかしく…。

行っていないはず」の綿流しのお祭りに、「圭一がいた」ことになっているのです。

「梨花ちゃんの奉納演舞を一緒に見た」

「屋台の射的でぬいぐるみを取ってくれた」

圭一の知らない出来事が、魅音やレナ、梨花ちゃんの口から語られます。

放課後、(沙都子の叔父も死に、沙都子も解放されたことから)久しぶりに部活をやろうと、沙都子に声をかける圭一。

が、沙都子からの返答は意外なものでした。

「誰が帰ってこないですって?昨日もたくさん…たくさん意地悪されましたわ!怒鳴って、喚いて、作ったご飯を投げられました!」

泣き出す沙都子。

『だって…沙都子の叔父は昨日…おれがこの手で…!』

確かに殺し、埋めたはず。

部活の代わりに、レナと魅音に宝探しに誘われる圭一。

事態が呑み込めない圭一は、「風邪かも」と嘘をついて断ります。

診療所に行くから、と。

「ちゃんと診療所に行ってね。領収書ももらってくるんだよ。レナ、明日確認するから。」

鬼隠し編のような、怖いレナ、発動?

診療所に行った圭一。

もちろん風邪ではありません。

思い切って、入江先生(監督)に切り出します。

昨日の綿流しのお祭り、行っていないはずの自分が「行ったこと」になっている、と。

行った記憶がない、ということですか?

そうじゃない。行っているはずがない。

それを証明できるものは?例えば、その時間何か他のことを?

昨日の綿流しの晩…おれは…おれは…この手で沙都子の叔父を殺していたんだ~~!!

驚いた監督ですが、すぐに落ち着き、こう返します。

「医者の立場として、人の命を殺める行為を称賛できません。そのうえで私はあなたにこう言います。『沙都子ちゃんを救ってくれて、ありがとう』」

本気で養子に…とまで、本気で沙都子のことを考えていた監督。

思い切った殺人の告白でしたが、監督は分かってくれた…。

安堵し、涙を流す圭一。

「ゆっくりお話ししましょう、紅茶でも入れてきます」

監督が席を立った後、トイレに立つ圭一。

別の部屋から監督の話声が聞こえます。

「睡眠薬を混入して、味はミルクと砂糖でごまかしてください」

「急激な眠気に、錯乱して暴れる可能性が…」

「その時は取り押さえましょう」

監督は…全然自分のことを信じてなどいなかった…。

『何がありがとうだ…畜生…畜生…死んじまえぇ…』

「入江先生!鷹野さんが見つかったそうです!岐阜の山中で、焼死体で発見されたと…」

鷹野さんが?焼死体で?

沙都子の叔父を殺した後、車で送ってもらった際に「死んでしまえ」と思ったものの…まさかそんなことで…。

とにかく、誰も信じてくれない。

誰も信じられない。

なら自分で確かめるしかない。

本当に、沙都子の叔父を殺したのか。

死体を、掘り起こして!

昨晩、叔父を殺して埋めた場所を再び掘り起こす圭一。

昨晩と同じく、雨。

泥だらけになりながら、穴を掘り進めると…周りに人の気配が。

大石刑事でした。

数人の部下を連れ、圭一を取り囲みます。

「どうぞ我々のことは森の木立と思って、続けてください」

やはり今回の大石さんは嫌な奴ですね。

穴掘りに疲れた圭一に泥水をかけて、「若い人は根性がありませんね。我々の時代は鉄拳制裁が当たり前でしたが」などと脅したり。

疲れ切った圭一に代わり、刑事が穴掘りを続行するも…。

出てきたのは「古い配管」。

はじめは掘り起こす感覚だったが、途中から明らかに掘り始める感覚に代わった、と。

さすがにこれ以上深く掘ったとは思えない…。

あきらめて引き上げる大石さんたち。

『このブタ野郎が…オヤシロ様の祟りで死んじまえ…っ!』

納得がいかないのは圭一。

沙都子の叔父は?殺して埋めたはずなのに…。

どこへ……?

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