コモ(古茂田孝美・こもだ たかみ)編②
6巻表紙がコモです。
【本記事には「ぼくらの」のネタバレを含みます】
コモの戦闘が開始。
敵ロボットは人型です。
「人型なら力押しで行ける」
カンジがアドバイスします。
ダイチの時は丸太が転がり、モジの時はビーグルの耳に挟まれ、
マキの時は竹とんぼに苦戦しましたからね。
相手が人型というのは、攻撃パターンが読みやすく、戦いやすいのかもしれません。
ただ、パイロットのコモは「力押し」の戦いとは一番遠い存在かも…。
本人も若干不安げです。
まずは戦っても安全な場所まで移動。
海を目指して歩き出すと、敵ロボットも歩いてついてきてくれます。
12勝していると思われる相手ですから、勝手知ったる、という感じでしょうか。
海に到着、戦闘開始です。
「力押し」の不安をよそに、圧倒的に攻めまくるジアース。
こんな楽勝あっていいの?ってくらいの一方的な展開。
「あれ?やれてる?」
想定外の奮闘に、コモも自信をもって攻撃を繰り返します。
カンジ・関さん・田中さんは、この状況に首をかしげます。
「あまりにも…」
弱すぎる、抵抗が無さすぎる。
嫌な予感は的中します。
海中から現れる無数の触手。
釣り糸のようにジアースに絡みつきます。
振り払おうとしても振り払えず。
カンジのアドバイスでレーザーで切ろうとした瞬間…。
コックピットの壁が壊れ、触手が侵入します。
紐のような触手の先端は、弓矢のような形状です。
標的を見定めた触手が、コモに対して一直線!!
「小 茂 田 さ」
小茂田さん、と言い終わる前に、触手はコモの額を捉えます。
捉えますが、額の手前数ミリのところで止まり、そのまま床に落ちます。
自体が呑み込めないコックピット内。
「私…今死んでた…」
触手が止まらなければ、間違いなくそうでしょう。
敵ロボットのコエムシ(向こうでそう呼ばれているか分かりませんが)が現れます。
ジアースのコエムシが白なのに対し、現れたコエムシは黒です。
黒コエムシ曰く、
敵ロボットのパイロットが逃走
(もちろん自分で外に出れるわけではないので、黒コエムシが転送したわけですが)。
残りのパイロットが逃走したパイロットを殺し、
次のパイロットになる選択肢もあるが、次のパイロットはそういうタイプではない。
「というわけで皆さん、残り47時間と5分、心おだやかにお過ごしください」
パイロットが逃げ、戦う気もない。
48時間経過して、お互いの地球とも「ポン」となりましょう。
そういうことですね。
敵パイロットは、今戦っているコモのいる地球に逃げているわけです。
この地球の地球人に紛れて。
それを見つけ出し、殺さなければならない。
47時間以内に。
戦闘開始から優位な展開でしたが、そうは問屋が卸してくれませんでしたね。
敗北(パイロット・コモの殺害)寸前での戦闘放棄。
助かった…のも束の間、47時間以内に敵パイロットを見つけないと、
地球が「ポン」ですから。
どんな策を講じるのか…?
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