「ぼくらの」あらすじ紹介【ネタバレを含みます】(09.チズ③)


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チズ編③

3巻表紙の真ん中がチズです。

本記事の途中に登場するキリエは、3巻表紙右側の男の子です。

【本記事には「ぼくらの」のネタバレを含みます】

最後の復讐相手、畑飼を見つけたチズ。

「一思いには殺さない」

畑飼の車を止めると、運転席から出てくる畑飼。

そして、助手席から出てきたのは……チズの姉、本田市子でした。

「どうして?お姉ちゃんが、先生の車に?」

状況が呑み込めないチズ。

それでもこれが復讐の仕上げ。

ジアースの手の先端を、畑飼に向けます。

「だめっ!!」

身を挺し、畑飼を守ろうとする市子。

コエムシに頼み、地上に転送してもらうチズ。

畑飼と市子の目の前の空間から、いきなりチズが現れます。

2人は付き合っており、それは昨年の7月から、と。

まだ、チズが中学に入る前、小学生のころからの付き合い…。

2人が話している隙に、逃げようとする畑飼。

「先生、動かないで!!

逃げると、殺すよ」

そして、チズは市子に重大な告白を…。

「先生の子供が、

私のお腹の中にいる」

畑飼はひどい人間だと、畑飼を置いて逃げてほしいと姉・市子に頼むチズ。

ここからの対応が、市子は一味違いました。

チズちゃんに何があったかわからない。

でも、そのつらいチズちゃんを私は受け止められる。

辛い思いをしているなら私に分けて。

先生と別れることを望むならそうしてもいい。

でも、人を殺す、なんてことだけは言っちゃダメ。

自分がどんな目に遭って、どんな辛い思いをしたか。

目の前にいる畑飼を殺すために、無関係な人間を犠牲にした。

そんな気持ちを分かってくれないなら…。

「わたしのジャマをするなら…お姉ちゃんも、こ…殺す」

わかった。

いいよ。

じゃあ、私を殺して。

そのチズちゃんごと、受け止めてあげるから。

「お疲れシーモア、する?」
高橋一生さんのCMでおなじみの「コミックシーモア」です。


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こういう姉だから、大好きなんでしょうね。

そんな大好きな姉を、殺すなんてできない……。

泣きながらコエムシに、

「戻して!!戻してっ!!

殺せないよぅ…

ここまできて……

どうしてだよぅ…」

完全に畑飼への復讐は断念。

チズの姉、強かったです。

「本田さんすまない。

敵が来る」

申し訳なさそうな関さん。

畑飼への復讐という目的を達成できず、気力を失ったチズ。

戦うことができません。

「チズっ!!」

キリエの呼びかけにも応じず。

一方的に敵の攻撃を受けます。

「読まずにいらRenta!」

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マチがチズに駆け寄ります。

「あんたっ、これだけのことをしておいて戦わない気っ!?

戦えよっ!!

でないと今までの…みんな、ムダになっちゃうんだよ?

みんなが守ろうとした人たちを、守りなさいよ。」

相手のレーザーがジアースに当たって逸れ、姉のいる方向に。

急いで姉の無事を確認するチズ。

お姉ちゃんのためなら、戦える

いつものチズらしくなく、ヒステリックに叫びながら、姉のために戦うチズ。

わたしは、

 いつも、

 いつも、

 かんじんなところで、

 邪魔されて!!

 自分の子供を殺すんだ!!

 もう邪魔させないから!!

一方的に相手ロボットを叩きのめすジアース。

急所を探し出すことなく、一撃で破壊し、勝利します。

戦いを終えたチズに残された時間は、あとわずかです。

それは、お腹の子も同じ…。

畑飼を殺すために買い、カコを殺した飛び出しナイフ。

キリエに託します。

それから、ジアースの顔の光に注意してて、と。

自分の分と、もしかすると子供の分が消えるかも、ということでしょう。

自分が死んだら、すぐにジアースの隙間に移してほしいとコエムシに頼み…。

チズ、死亡。

まもなくジアースの顔のスリットから、一つの光が消えます。

そして10分後、もう一つ光が消えます。

おそらくチズの子供の分。

ジアースパイロットは9人。

そのうち契約していないカナちゃんを除いて8人。

ジアースの顔の光は……7つ。

「誰かひとり、契約してないヤツがいる?」

畑飼への復讐を達成してほしかったような、そうでないような…。

複雑な気持ちです。

チズの姉・市子。

チズにとっては最大の誤算であり、最強の敵であり、最愛の人だったんでしょうね…。

そして新たに分かった事実。

契約してないのは…誰?

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