「ぼくらの」あらすじ紹介【ネタバレを含みます】(09.カコ)


「ぼくらの」目次ページ

スポンサーリンク

カコ編①

3巻表紙の左側がカコです。

本記事の途中に登場するチズは、3巻表紙真ん中の女の子です。

【本記事には「ぼくらの」のネタバレを含みます】

次のパイロットに選ばれたのはカコ。

コダマの死後、コエムシから真実(ジアースの戦いで負ければ地球消失、

勝っても一戦戦ったパイロットは死亡)が語られて以降、

全く落ち着きがなく、常にテンパってます。

正直これが「等身大」だと思いますけどね…。

中一で、死ぬ前提の強制イベントとか。

ダイチやナカマと違い、カコは部屋に閉じこもり、毛布をかぶってガタガタ震えています。

雨戸も締め切り、部屋には暴れた跡。

怯えながら死刑執行を待つカコのもとに、コエムシが現れます。

戦闘開始と思い、

「イヤだ~~!!

オレは乗らね~~!!」

と泣き叫ぶカコ。

まだ「その時」ではないが、もうすぐだと告げるコエムシ。

そういえば最近、本田と切江の奴が仲いいぜ

 よく電話してんぜ。え?

本田(千鶴)=チズのことで、カコは自然学校で出会ったチズに、

好意を抱いていました。

死ぬ前にやることやっておかないと、後悔すんぜ~

煽る煽る……。

この辺がキュウベエとは違うところですね。

人の心理を読んだうえで、それを弄ぶ。

インキュベーターは特にそういうことしませんからね。

どっちが良いかと言われると微妙ですが…。

カコを煽った後、薄暗いところで「誰か」と話すコエムシ。

「誰か」は声も姿も現しませんが…。

やりすぎ?オレ様が?

 オレ様はやつらが鼻水垂らして泣き叫ぶ様が見てーんだよ。

 さっきのは傑作だったぜ。

精神がまともなのは加古と古茂田くらいだからよー。あと徃住か。

 ほかのやつらは頭の螺子が飛んでやがる

「誰か」に対してジアースメンバーの話をするコエムシ。

てめーこそとっとと地球へ戻れ。

 てめーの役目は済んだだろ?

 あ?お目付け役?

すみませんね、こんなオレ様で。

 なんだ?深情けか?

いったい誰と話しているのか……。

コエムシに焚きつけられたカコ、さっそくチズの家を訪ねます。

コエムシの思った通りに動いている感じです。

一人で自宅にいたチズ、カコを自室に通します。

と……チズを押し倒そうとするカコ。

やることやっとかないと後悔すんぜー

コエムシに言われたまんまを実行しようとするカコ。

単純ですね。

「やめてよ!!冗談!!」

まったく止める気配のないカコ。

チズが取り出したのは……飛び出しナイフ。

刃先をカコの首元付近に。

「なんだ…できねーだろ?」

「そう思うのなら、続けてみれば?」

やっとカコが止まります。

止まったものの、相変わらず荒れるカコ。

どうせ死ぬんだし、減るもんじゃねーだろ。

みんなおかしい、平気そうな顔して。

「みんな、あんたみたいに生き方が単純じゃないのよ」

うわ……痛いなこれは。

この年の男の子なんてみんな単純だろうに…。

いや、私がそうだっただけかな?

「死ぬ前に経験したって悪くないだろ!?」

「だってわたしは、してるから」

だそうです。

ナカマの時の小田さんと言いチズと言い…。

女の子の方が成長早いといいますが、そういうものなんですかね。

「ま…まさか、キリエ?」

「さぁ、カコ君には関係ないことでしょ?」

こうなると完全に形勢逆転。

圧倒的、圧倒的にチズ優勢。

チズ>>>>>>>>>>>>>>カコ

「お茶飲んでいく?

それとも帰る?」

「ぶぶ漬けでもどうどす?」的な感じですね。

するとチャイムが…。

インターホンの向こうには、「国防省」の佐々見を名乗る人物が。

黒い怪獣について話がしたいと。

「本田千鶴さんと、そして加古功君とも」

完全にマークされていたようです。

というわけで、ワク・コダマ・ダイチ・ナカマときてカコです。

一番ヘタレな子です。

せめてまともに戦ってくれれば…というところですね。

「ぼくらの」全巻セット、中古ですとだいぶお求めやすい値段みたいです。

秋の夜長に、読んでみてはいかがでしょうか。

高橋一生さんの「お疲れシーモア、する?」でおなじみの「コミックシーモア」です。


電子書籍ストアの最大手で、こちらで「ぼくらの」も読めます。
一冊ずつ本を買うこともできるし、月額制、ポイント購入や、読み放題プランにレンタルもあり、色々な電子書籍サイトのいい所を全て満たした欲張りサイトですね。
ポイントは100pt(100円)から、月額は300円から、読み放題(ライト)でも、月額780円です!
※2019年8月22日時点

前の記事:ナカマ編③
次の記事:カコ編②


「ぼくらの」目次ページ

ぼくらの
スポンサーリンク
スポンサーリンク
旦那をフォローする
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました