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「圧勝」とは
公式(裏サンデー)には
「好きって何?大学生たちの恋愛模様」
うんうん、そうだよね。
社会に出る前の、大人になり切れない、大学生たちの恋愛模様を描いた物語…いや、違ぇ~し!
わたしも5~6巻くらいまでざ~っと一気に読んだのが昨年暮れぐらいで、ちょっと記憶がおぼろげなんですが…そんな甘っちょろい恋愛模様描いてねぇ~し!
っていう記憶はありますね。
まだまだ謎がいっぱいでした。
先週末に本屋さんの新刊コーナーで「圧勝」最新9巻を見つけて、そう言えばハルミが紹介していたような…というのを思い出し、続きをご紹介しようかと思った次第です。
人物相関
キーパーソンはユニちゃんですが、物語進行の目線は篠山目線なので、2人とも主人公でよいかと。
篠山誠、吉田ユニとも、山中大学の一年生。
篠山はヲタでDT(童貞)。
ユニちゃんはちょっと変わってますが、可愛くスタイルが良い(巨乳)ため、モテます。
2人はアパートのお隣同士。
入学式に出会って、人目惚れした女の子が、実は隣の部屋だったなんて…テンプレじゃないですか。
ここから大学生らしい恋愛模様が…始まりません!!
友達
ともだち…
はい、違いますね。
ユニちゃんにとっての友達は、
女性:相手が「友達」と言ってくれた子
男性:セックスした人
になるようです。
山村ゆみ
山村ゆみは、ユニちゃんや篠山と同じ、山中大学の一年生。
好きなものは苺とマカロン、それから恋愛。
入学直後に高木涼に惚れ、身体の関係を持つものの、
当の高木からは「股を開く女の1人」程度にしか思われていない。
高木涼
欲しいものは手に入れる。
思い通りにならなかったことなんてない。
イケメンで女の子にモテますが、手段を選ばず女の子を「道具」
程度にしか思わない、いい感じに下衆野郎です。
西園寺光輝
友達にも親にも、お前はバカだなーとよく言われる。
好きなことは楽しいこと。
深く考えない、というか浅くも考えない。
楽しいことが好きな、何も考えてない若造。
高木涼に犬のように付き従う。
山村ゆみが好きで、ゆみにも犬のように従う。
最初の事件
お隣同士の篠山とユニちゃんは、篠山の部屋で一緒にゲームをする仲に。
そのうち
「よく一緒にいるのに何もしないよね しないの?」
とユニちゃん。
童貞には強力な攻撃ですね。
ヒヨって話を逸らす篠山。
ユニちゃんにとっては男友達=セックスをする間柄
なので、上のような発言が出たのでしょうが…。
一方、モテまくり、やりまくりの高木涼は、ユニちゃんを狙っています。
自分に全く興味を示さないユニちゃんに対し、自分を見ろ、という気持ちがあるのかもしれませんね。
自分の気のある山村ゆみを使い、ユニちゃんと接点を持ちますが、思うようにことが運びません。
ユニちゃんと上手くいかないことを、理不尽に責められる山村ゆみ。
高木の目はユニしか見ていません。
高木涼の一番になりたいゆみは、自分に気がある西園寺を使ってユニを陥れることを企みます。
西園寺に、ユニを襲えと。
最終的に西園寺がヒヨり、未遂に終わりますが、今度は高木がゆみの名を使って、ユニを呼び出します。
ゆみから「友達」と言われ、「友達」の誘いに応じたユニを待っていたのは高木。
ユニをホテルに連れ込み、抵抗されるものと思っていましたが、その反応は意外にも
「友達になってくれるんだ」
というもの。
拍子抜けしながらもユニを抱く高木。
目的を達した高木ですが、異変が現れます。
幻覚・幻聴が高木を襲います。
周りの人が、自分を嘲るような幻を。
ゆみに強引に性交を迫り、幻覚に襲われゆみの首を絞めたり、
高木を心配してバイト先を訪ねた西園寺に暴力を振るいかけたり、直後、バイト先(バー)の客も自分を嘲るように見え、遂にはその客を鈍器(ガラス製の灰皿)で殴り殺します…。
ね?全然、大学生の恋愛模様じゃないでしょ?
この辺りまでが1巻のお話。
2巻以降、続けてご紹介します。
次の記事:圧勝【あらすじ紹介】その2
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