「死役所」第14巻掲載予定
【本記事には「死役所」第64条のネタバレを含んでおります】
前回に引き続き、17歳で亡くなった、生前寝たきりだった少女・爽朝(そあ)ちゃんの、「死んでからしたい10のこと」です。
前回までで8つのしたいことを達成した爽朝ちゃん。
9つ目は「男の人と並んで歩く」
確か前回、ハヤシくんと並んで階段上り下りしてましたが……階段と歩くのは違うんですかね?(^-^;
2人が歩く様子を見ながら、シラ神さんが「生きていた時の夢が死んでから初めて叶うって、何だか悲しいですね…」と。
「さあ 本人は楽しそうにしてますけど」
「でも 生きてた時はずっと寝たきりの生活で……つらかったでしょうね……」
「さあ…どうでしょうね」
相変わらずニシ川さん、素っ気ない対応です。
最後にしたいことは、「折り紙をして小さい子にあげる」
折り紙の得意なシラ神さんの教えで、ウサギを折ることになります。
特別支援学校に、車いすで通っていたという爽朝ちゃん。
お父さんがベッドから車いすに、抱っこして乗せてくれていたそう。
妹と同い年くらいの女の子に、折りあがったウサギをあげる爽朝ちゃん。
「今頃 わたしのお葬式してるのかな… 友達 皆来てくれてるかな…」
生前のことを思い出し、急に涙が零れる爽朝ちゃん。
「お父さん お母さん……」
最後に、「お父さんみたいに」ハヤシくんに抱っこしてもらい、成仏課へ向かう爽朝ちゃん。
爽朝ちゃんを見送り、仕事に戻るニシ川さん、シラ神さん、ハヤシくん。
急に寂しくなって泣き始めた爽朝ちゃんを思い出し、シラ神さんが
「……親は どんな子供でも 愛するものですよね……」
ニシ川さんはいつも通り「人によるでしょ そんなの」
ブレませんね、ニシ川さん。「周りに合わせる」とか皆無です。逆に羨ましいです。
「ま あの子は愛されてたんでしょうけど」
一瞬、昔を思い出すシラ神さん。
お祖母ちゃんに怒られているんでしょうか。
板の間で正座して、お祖母ちゃんの隣にはお母さんでしょうか。
怒られているのがシラ神さんでしょうか…。
背中側しか見えませんが、10代半ばから後半くらいなのか…。
「そう…ですね…」独り言のように、自分に言い聞かせるような、シラ神さん。
ほんの一コマだけでしたね、シラ神さんの過去(笑)
「死んで初めて願いが叶う」とか「親は子を愛するもの」とか、いくつかキーワードがありましたね。
お祖母ちゃんに怒られていたシラ神さんは、親に愛されていなかったのでしょうか…。
或いは、お祖母ちゃんの横に座っていた、怒られている女の子のお母さんが、シラ神さん?
ではないよなぁ…。
まだちょっとヒントが足りないですね。
二言目には「すみません」「ごめんなさい」のシラ神さんの生前のお話し、死刑になった理由、期待して待ちましょう!
前の記事:第64条 死んでからしたい10のこと [前半]
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