「死役所」第14巻掲載予定
【本記事には「死役所」第64条のネタバレを含んでおります】
死役所単行本最新刊の13巻を読み終わった際、「次の単行本は秋か…長いなぁ…」と思いました。
秋まで待たなければならないと思いました。
待ち切れませんでした(早っ)
先読みしましたので、単行本発売前にご紹介させていただきます。
単行本13巻は、シ村さんの過去話。
奥さんである幸子さんや、子供の美幸、美幸が普通の食事をせず、悩んだ幸子さんは宗教団体である「加護の会」を訪れ…。
幸子さんを迎えに行ったシ村さんですが、幸子さんは帰らず。
自宅に戻ったシ村さんが、庭で目にしたのは…娘の美幸の死体。
そんなところまでをお話ししたんですね。
冤罪で無期懲役になった金子さんと、シ村さんは。
2人が話す近くを通りがかる、ニシ川さんとシラ神さん。
おさらいしておくと、ニシ川さんは不倫相手を3人殺害して死刑になっています。6巻に登場した「花平妙子」さんの夫も、ニシ川さんに殺害されています。
「笑顔のように」遺体の口角をはさみで切る、という猟奇殺人を犯しています。
性格はさっぱりしていて、面倒ごとには首を突っ込みたがらない。
口癖は「馬鹿ですか?」
シラ神さんの生前の罪は、まだ明らかになっていませんね。
罪どころか、生前のシラ神さんに関する情報はほとんどなく…。
ニシ川さん曰く「自己否定感が強く、自殺課に多いタイプ」。
控えめで、薄幸の美人という感じ。
すでに成仏したイシ間さんの憧れの女性。
口癖は「ごめんなさい」
こんな方でも、死役所職員ということは、死刑囚なわけですから…いったい何をしたのやら…。
今回は、ニシ川さん・シラ神さん回ですね。
今回のお客様は「犬飼 爽朝(いぬかい そあ)」17歳の女の子です。
ニシ川さん・シラ神さんが階段を登ろうとした際に、壁にもたれかかりながら階段を降りてきた爽朝ちゃん。
生前は小さいころから寝たきりでしたが、死んだら歩けるようになったので、階段を上り下りしているとのこと。
3巻に登場した「カニすべからく」という芸人コンビの佐尾も、生前歩けなくなりましたが死役所を訪れた際は歩いていましたね。
爽朝ちゃんは、成仏許可証の裏に、死んでからしたい10のことを書いていました。
その中に、階段の上り下りも含まれていました。
プールで泳ぐ、なども書いてありましたが、死役所にプールがないため無理。
ニシ川さんとシラ神さんと協力し、実際に死役所でできる「死んでからしたい10のこと」を書き起こします。
ハヤシくんに手伝ってもらい、「男の人と一緒に階段を上る/下りる」を達成。
走ってゴールテープを切る、縄跳びする、体操する、キャッチボールする、スキップする、赤ちゃんを抱っこするなど、次々したいことを達成していきます。
ちなみに、生前寝たきりだったせいか、縄跳びの際にジャンプできず、またスキップもできませんでしたが…。
赤ちゃんも死産課の赤ちゃんですしね。
この回、端々にシラ神さんの申し訳なさそうな顔がカットインします。
シラ神さんについて、何か分かる前振りなんでしょうか…。
赤ちゃんを抱っこするために死産課を訪れた際、死産課のシン宮さん(ごついオカマみたいなおばさん。若い男の子が大好き。もちろんハヤシくんのことも大好き)に、「お忙しいのにお邪魔して、ごめんなさい」と謝罪するシラ神さんですが、シン宮さんは完全無視。
この2人の間に何かあったのか、或いはシラ神さんの生前のこと、死刑になった原因等に関係するのか…。
取り付く島もない雰囲気なので、相当の事情があるのでしょう。
とりあえず64条の前半までのご紹介です。
いままでほとんどスポットの当たらなかったシラ神さんに、スポット当たってます。
腰が低く、二言目には「ごめんなさい……」というシラ神さんは、生前どんな感じの女性だったんでしょうか…。
また、死刑になった理由とは…。
後半、明かされるといいですが、先に言ってしまうと、明かされません(笑)
ただ、一瞬過去に触れるようなシーンはありますかね…。
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※2019年8月22日時点
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