聖グロリアーナ女学院(略称・聖グロ)との試合が開始。
聖グロはチャーチル1輌、マチルダ4輌の計5輌で、大洗女子学園と同車輌数。
先に相手を全滅させた方が勝ち、という「殲滅戦」ルールで試合が行われます。
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聖グロの皆さん。左からアッサム、オレンジペコ、隊長のダージリン、ローズヒップ。ちなみに、TV版ではアッサムに台詞はありません。ローズヒップは登場しません。
大洗女子の作戦は、(河嶋桃がたてた作戦)囮の1輌(みほチームのⅣ号)が聖グロの車輌をキルゾーンにおびき寄せ、みほチーム以外の4輌が一斉砲撃で相手を叩く、というもの。
みほチームは予定通り囮となり、聖グロの車輌をキルゾーンに誘導します。
その頃大洗女子チームは…
- 生徒会チーム :真面目に待機
- 歴女チーム :上に同じ
- バレー部チーム:バレーボール中
- 一年生チーム :トランプ中
なかなか個性的な面々ですね。
キルゾーンに入り次第、一斉砲撃……ドキドキしながら待っていると、1台の車輌が見えました。
すかさず河嶋が「撃て撃て~~!!!!」
しかし、先頭でキルゾーンに入って来たのは、囮のみほチームⅣ号…。
桃ちゃん、テンパり過ぎです。
「見える物はすべて撃て~~!!!!」
部隊を全滅させる指揮官の典型みたいな感じです。
聖グロに、大洗女子の拙い攻撃が効くはずもなく、逆に反撃を受けます。
一年生チーム、怖さに耐えきれず逃げます。
「戦車で」逃げるのではなく、「戦車から外に」逃げます。
逆に危ないと思うのですが…。
戦車を置いて全員が逃げ出した一年生チーム。
早々に戦線離脱です。
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こちらは一年生チーム。
続いて生徒会チーム。
履帯(キャタピラーですね)が外れ、こちらも動けず…。
残った3輌(みほチーム、歴女チーム、バレー部チーム)は、みほの指示によって市街戦に持ち込むべく、一旦その場を離脱します(河嶋の「敵に背を向けるな~~!!!」という命は無視)。
市街戦に持ち込んだ大洗女子は、歴女チームが薬局ののぼりに自分たちののぼり(真田の六文銭や、新選組の誠ののぼり)を紛れ込ませて擬態し、聖グロのマチルダを1輌撃破します。
しかしその後、そののぼりが周りから丸見えで位置を特定され、撃破されます。
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歴女チームの皆さん
バレー部チームも立体駐車場を使った頭脳戦でマチルダを撃破……と思いきや、相手車輌を装甲を撃ち抜けず、反撃を喰らい撃破されます。
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バレー部チームの皆さん。
残りはみほチームのみ…。
工事中の通行止めにより、Uターンしようとしたところを聖グロ3輌に追い詰められ、危機的状況…。
そこに現れたのは、生徒会チームの38(t)。
履帯を直して戦線復帰です。
至近距離(数メートル)からの砲撃!!!……が当たらず……。
本当、この練習試合で河嶋のポンコツぶりが目立ちます。
しかし、38(t)が現れたおかげで、みほチームはその場を脱することができます。
マチルダを3輌撃破し、残るチャーチルと一騎打ちとなります。
チャーチルに正面から突進、直前でチャーチルの左側面に回り込み、ドリフト(?)しながら後ろに回り込んで砲撃!
チャーチルはⅣ号のドリフトに合わせて砲塔を回転させ、2台は同時に撃ち合い…!!
競技続行不能の白旗判定が出たのは、Ⅳ号。
大洗女子は、惜しくも聖グロに敗れます。
試合が終わり自由時間。
冷泉麻子は、祖母に会うために出かけ、残った4人はアウトレットモールに買い物に。
そこで、生け花の家元をしている五十鈴華の母親に遭遇します。
生け花をしていると思った娘が、実は戦車道をやっており、ショックの余り昏倒する母。
自宅に戻り、母は華を説得するも、「自分の殻を破るために」戦車道を辞めない、と反する華に対し、母は「うちの敷居を跨がないでちょうだい」と半ば勘当宣言。
それでも華は、いつか母を納得させる花が活けられれば、認めてもらえるはず、と前向きに考えます。
自身も家元の親から逃げ、大洗に来たみほは、自身の境遇を華に重ね、自分も頑張ることを誓います。
学園艦に戻ると、試合開始早々戦車を捨てて逃げた一年生チーム全員から謝罪されます。
「先輩たち、格好良かったです。すぐ負けちゃうと思ったのに…。私たちも次は頑張ります」と。
また、聖グロからは「いい試合だった」と紅茶を贈られます。
「好敵手と認めた相手にしか贈らない」と言われる紅茶を送られたみほ。
しかも、強豪「黒森峯女学園」の隊長を務める西住まほ(みほの姉)との試合よりも楽しかった、と。
公式戦では負けられない…公式戦、「戦車道全国大会」に出場する大洗女子学園。
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