キングダム【※あらすじ紹介※】~紫夏編~その1【※ネタバレ※】


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前回で信の初陣編が終わり、今回は紫夏編、政の子供の頃の話になりますね。

政は生まれてから幼少期を、ずっと秦国ではなく、「趙」で過ごしていました。

政の父親「子楚(しそ)」は、趙に十数年人質になっている秦の王子でした。

呂不韋がまだ商人の頃、当時の恋人(趙の王都・邯鄲(かんたん)にちなんで「邯鄲の宝石」、或いは「美姫(びき)」と呼ばれた、清純と貴品に満ちた美貌を持つ絶世の美女)を宛がったのですが、その女性と子楚との間に生まれたのが「政」でした。

後に子楚は呂不韋の手引きによって趙を脱出できましたが、妻と子は趙に残したままでした。

当時、趙は秦に対して、非常に強い恨みを持っていました。

元々「韓」の領土だった「上党」の土地をめぐり争った秦と趙でしたが、二年の戦の末、趙の大将「趙括(ちょうかつ)」が討たれ趙は降伏し、40万人の兵が投降しました。

ここで、当時の秦軍総大将「白起(はくき)」は、食料の問題と反乱の危険から、投降した40万の兵を生き埋めにして殺したのです。

そんな中、趙国内で誕生した秦の王族の子が、護られるはずがありません。

子楚が趙を脱出して以降、秦からの仕送りは無く、母息子とも周りから酷い迫害を受け、母親は娼婦で日銭を稼ぎ、政は盗みで食い繋いでいる有様でした。

そんな中、秦国では当時の王が逝去。

太子(次期王)には子楚が決まりました(呂不韋が金をばらまいた結果。その見返りに、丞相の地位を得たのです)。

太子となる子楚の子とあって、政を秦国に脱出させようと秦の役人が、趙の闇商人に協力を依頼します。

その闇商人の頭目が「紫夏(しか)」(8巻表紙の美しい女性)でした。


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