王弟反乱を阻止し、昌文君から家(というか小屋)を与えられた信。
河了貂と2人で、穏やかな日々を過ごします。
貂は2人での生活に満足していますが、信は政との別れ際
「まずは身体を治すことに集中しろ
焦らずとも刻は来る
準備だけは怠るなよ」
との言葉通り、鍛錬に余念がありません。
ある日、村道に立て札が。
信は文字が読めませんが、貂は黒卑村に住んでいた頃、無法者の中にも読み書きのできる者がいて、習っていたのでした。
「魏を攻めるため、歩兵を募集する」
勿論参加する信。
徴兵に向かう途中、同郷(漂と一緒に住んでいた村・城戸村)の尾兄弟(兄・尾平(びへい)、弟・尾到(びとう))と再会します。
村では漂の葬式が行われたことを聞き、尾平に墓参りを勧められる信ですが、「行くのは2人の夢がかなってからだ」と答えます。
軍では、まず「伍」を作るところから始まります。
「伍」とは歩兵の基本単位で、伍→五、伍長一人に歩兵四人の、五人一組の組織を作るのです。
伍長が強い者をスカウトし、強い伍を作っていくのですが、王弟反乱は王宮外には知れておらず、見た目的にはまだまだ子供の信は、伍作りに声が掛かりません。
同様に、頼りない伍長のスカウトには、人が集まりません。
結果、頼りない伍長・澤(たく)さんと、信、尾兄弟(尾平・尾倒)、信よりも小さい羌瘣(きょうかい)の五人。
澤伍長以外は全員初陣と言う、何とも弱そうな(?)伍が出来上がりました…。
ちなみに、このページ上部の6巻の表紙が「羌瘣」です。
個人的に、王騎将軍と共にこのマンガで非常に好きなキャラです。
是非実写でこじるりに羌瘣やってほしいです。
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