本殿に到着した信達を待っていたのは、王弟・成蟜とその家臣達、及び成蟜の怪物ペット「ランカイ」。
このランカイ、とてつもなく強く、初めに斬りかかった信を一発で気絶させてしまいます。
残ったのは山の民の猛者、バジオウ・タジフ・シュンメンの3人。
3人の中でもバジオウは特に強く、その強さにランカイも一旦は戦意を喪失します。
しかし、成蟜の「お仕置き」の一言で息を吹き返します。
赤子の頃から折檻によって念入りに調教されたランカイは、成蟜に逆らえないのです。
タジフがランカイの一撃を食らって気を失い、形勢は逆転。残ったバジオウ・シュンメンは苦戦を強いられます。
貂が、成蟜の反乱を責めると、政は純粋な王族の人間でないから排除された、王国は、王族にふさわしい人間によって継承されなければならない、国家の問題だ、と反論。
そこに意識を取り戻した信。
玉座に座る成蟜。
家臣たちは出口の近くに固まっています。
「どんなにお前が偉ぶろうが、身を挺してお前を守ろうとする人間は一人もいない!そして戦ってんのは虐待に怯えたサル一匹。それが現実だ。」
苦戦の末、ボロボロになりながらもランカイに勝利するのでした。
成蟜の「お仕置き」の言葉にも反応できないほど、戦意を完全に失ったランカイ。
本殿に残るのは、成蟜と、竭氏をはじめとした家臣たち。
我先に逃げようとする家臣たち。自分が始めた戦争に負け、斬られる…血の気の失せる成蟜。
まずは、秦国のNo.3にして左丞相の竭氏が、バジオウとシュンメンに斬られます。
信の隙を突き、外に逃げる成蟜。
逃げた先にいた政に、斬りかかりますが、逆に腕を刺されます。
「腕がっ!!血がっ!血がーー!!」
騒ぐ成蟜に「お前は少し人の痛みを知れ」ボコボコに殴り倒す政。
かくして王弟軍の反乱は鎮圧。国王・政は玉座を取り戻したのです。
山の民は山界に戻り、信は政を助けた褒美に、昌文君から家を授かります。
身寄りのない貂も、信についていきますが…もらった家は「家」ではなく「小屋」。
「あのおっさんケチりやがってーーー!!!」
と激怒する貂ですが、下僕の身で家も土地も持たない信にとっては「最初の城」。
「やったぞオオオ!!」
「やってねぇよ バカァァ!」
信と貂の騒がしい声。
新しい生活が始まります。
おそらくこの辺りまでが、実写映画「キングダム」の内容なんですかね。
やっぱ観に行きたいなぁ…。
明日以降も引き続き、キングダムについて語っていこうと思います。
「王騎将軍」の次に好きな「羌瘣(きょうかい)」についても早く語りたいです。
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