イシ間さん
こちらでも語りました、イシ間さんの成仏回。
前々巻で、ハヤシくんの変化に感動して少し涙した、強面だけど心優しいイシ間さんに成仏の辞令がおります。
イシ間さんは地獄行きになるのか、その要素は充分揃ってはいるけど、
「イシ間さんみたいな人が地獄行きなんておかしいすよ!
どうにかなんないんすか!?」
シ村さんに詰め寄ります。
シ村さんに言っても仕方のないことだとは思いますが…それだけ、イシ間さんのことを思ってるんでしょうね。
ここら辺がハヤシくん本当良い子だな、って思わせますよね。
ここでいつものようにサラっとシ村さん。
地獄に行っても長い苦行を積むことで、天国に行けると言われている、と。
一緒にいたシラ神さんも知っていたようで、
「何で教えてくれなかったんすか!?」
「聞かれませんでしたので」
可愛らしいですね、ハヤシくん。
いよいよイシ間さん成仏の時。
「生まれ変わったら一緒に酒飲んでください!」
本当、そんな日が来るといいですね…。
死役所職員は、どうやったら成仏できるんでしょうね…。
現世では「死刑」と言う形で罪を償っていますが。
死役所でも、成仏の辞令が来るには、何か基準があるんでしょうかね。
ハヤシくんが実践している「自分の犯した罪と向き合う」ことも、きっと成仏に必要な要件だと思うんですよ。
素直で純粋なハヤシくんだからこそ、簡単なようで、難しいのかな…。
お姉さんに申し訳ないと思っていることは確かだと思いますが、殺した相手に対しては、特に妻のまりあとその不倫相手の男性には全く以て「申し訳ない」感ありませんからねぇ…。
いつか、殺した相手に「申し訳ない」と思う日が来るんでしょうか。
理由が理由なだけに、被害者に謝ることだけが正しいのかと言われると、そうでないのかな…ただ、お子さんには全く非がないので、そこだけは「申し訳ない」と思ってほしいかなぁ…。
コメント