「死役所」第10巻あらすじ紹介【ネタバレ多数あり】


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今回は「死役所」第10巻をご紹介します。

表紙は体育座りでライターに火を灯し、ボーっとその火を見つめる

岩シ水君です。

危ない顔ですね。危険が危ないです。

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岩清水直樹

今回は岩シ水君の過去話(生前の話)になります。

前9巻で自殺した上田さんに

「それって…

せっかく死んだのに 全然意味ないですね」

と言ってのけた岩シ水くん。

大人しそうな岩シ水君ですが、どんな罪を犯して

死刑になったのでしょうか?

岩シ水君のお父さんは、幼いころから岩シ水君を厳しく躾けました。

  • ご飯はお父さんの後でなければ、食べられない                (食卓に一緒に座っても、お父さんが食べ終わってから岩シ水君が食べ始める)
  • 翌日着る服を並べられ「明日はこれを着るように」と命じられる
  • 何をどれだけ勉強するか、勉強以外のスケジュールもお父さんに管理される

等々。

完全にお父さんの管理下に敷かれていたわけですね。

熱心に勉強した岩シ水君は、小中高校と一流校に進学します。

しかし、大学はうまくいきませんでした。

お父さんに「東大以外を受験するなんて意味がない」と言われ、東大を目指して

いましたが、センター試験では足切りにも届かない状態。

浪人しますが、それでも東大は厳しい様子。

ある日、お母さんに本当に東大に行きたいか聞かれます。

「行きたいよ。お父さんが行けって言ってるから」

卒業後のことも「それはお父さんに聞かなきゃ」

完全に「自分で考える」力が無い子になってます。

そんなある日、お父さんが末期癌で長くないことが分かります。

またセンター試験でダメだった岩シ水君、

「来年こそ頑張るね」

入院中のお父さんに言いますが、

「好きに生きなさい」

と言われます。

「良かったね 直樹 良かった…」

涙するお母さんですが、岩シ水君自身は「自分で考える」力が無いため、

不安に陥ります。

お父さんが亡くなり、一周忌を済ませたお母さんは再婚します。

お母さんに付いていかず、自宅に残り東大を目指すことを選んだ岩シ水君。

成績はなかなか上がらず、環境を変えて勉強しようと、ネットカフェで

勉強してみます。

結局落ち着かず、家で勉強した方が良い、という結論に至りますが、

その家に帰ってみると、隣家の火事の延焼で、家が全焼していました。

家を無くし、ネットカフェ難民になった岩シ水君。

幸い、お父さんの遺産のおかげでお金はありましたが、ネットカフェで

出会った男性のTシャツにコーヒーをぶちまけ、弁償という名目で

カツアゲされます。

お金を下しては取られ、下しては取られ、を繰り返す岩シ水君。

「あといくら払えばいいですか?」

「ちゃんと自分で考えな」

勉強も手につかず、いつまでお金を払い続ければ良いかも分からず、

精神的に追い詰められていく岩シ水君。

「ネットカフェを無くしたい」

という理由で火を点け、結果10人が死亡する大惨事となります。

岩シ水君自身は、人を殺すつもりは全く無く、10人亡くなったのは結果論だと。

自分の罪とは、全く向き合えていない、岩シ水君です。

死役所での仕事を通して、今後変わっていくのでしょうか…?

ダイエット日記

今回の客様は「会田 杏(かいた あんず)」さん。

21歳の大学生です。

少しぽっちゃり体系の彼女は、友人で細身のサラとインスタに写真を載せますが、

サラの方が「いいね!」が多く、痩せている方がいい、と考えます。

夕食を抜いた日の翌日、1キロ減っていた杏はインスタダイエット実行を決めます。

順調に減る体重に満足する杏でしたが、サラに誘われてパフェを食べたところ、体重増。

「どうにかして減らす」手段として杏が選んだのは、食べたものを吐き出すこと。

体重はどんどん減りますが、病的な減り方であることを心配したサラは、

杏を自宅に誘いタコ焼きパーティーをします。

家に帰りトイレに駆け込み、すぐに吐き出す杏。

「自分を太らせようとしている、自分は痩せてるから馬鹿にしてる」

杏はサラに冷たく当たるようになります。

病的であるものの、数字的にはみるみる減ってゆく杏。

インスタの「いいね!」もたくさんつきますが、同時に

「痩せ方が気持ち悪い」「不健康」

などのコメントも目立ちます。

それを妬みと捉え、ダイエットを続ける杏。

ダイエット開始時に56.7キロあった体重は、30キロを切りました

久しぶりに大学で顔を合わせる杏とサラ。

骨と皮だけの杏を見て、サラは一緒に病院に行こう、と説得を試みます。

「そんなことを言って、わたしを太らせたいだけ」

そう言った直後、不整脈を起こし、そのまま心臓発作で亡くなる杏。

死役所で「病死申請書」に記入する死因に、「拒食症」ないし

「神経性無食欲症」と書くよう言われると、自分は拒食症ではない、と言い張る杏。

「お役所って融通利かない」

と考えながら死役所内を歩く杏。

廊下でナイフを見つけ、生前

「二の腕の肉を切り落とせれば楽なのに」

と考えていたことを思い出します。

死後は痛みもないため、その思いを実行する杏。

骨だけになったら、満足して手続きしてくれるかもしれません。

とは、シ村さんの台詞。

しるし

今回のお客様は「興梠 勲子(こおろぎ いさこ)」さん。

心疾患により亡くなった、年配女性です。

死役所を訪れた彼女は、シ村さんを見たことがあるが、どこで見たのか

思い出せない、と。

ハヤシくんは「昔語りでもしたら思い出すんじゃ?俺ら聞くんで!」と。

「俺ら」というのは、一緒にいたニシ川さんのことで、嫌々巻き込まれます。

勲子さんは顔に大きな痣(あざ)のある女性で、4人姉弟の一番上。

下の子の面倒をよく見て、気立てのよい女性。

見合いで旦那さんの「興梠義一」さんと結婚します。

旦那さんは家族で弁当屋を営んでおり、嫁入りした勲子さんもお店を手伝います。

仕事に厳しく、仏頂面な旦那さんですが、一緒に銭湯に行った際、

勲子さんを長い時間待った旦那さんですが、「女は長湯するもんや」

とまったく気にしない大らかで優しい男性です。

いつものように一緒に銭湯に行った勲子さんですが、いつも先に出て

待っている旦那さんがいません。

番台のおじさんが「おたくの旦那が風呂場でぶっ倒れた!」と。

旦那さんは白血病で、医師の話では

「長崎におったことが原因でしょう」と。

長崎に落とされた原爆の影響なんでしょうが、そうすると戦中の方なんでしょうかね?

旦那さんが亡くなった後、再婚話もいくつかあったそうですが、

旦那さん以外と結婚する気になれず、再婚はしなかった勲子さん。

そんな勲子さんですが、唯一恋心を抱いていた男性がいました。

弁当を届けに行っていた役所に勤めていた、生前の「シ村さん」でした。

勲子さんの旦那さんの白血病の原因とか考えると、この話自体は

昭和30年代なのかな、、、シ村さん、結構昔の方なんですかねぇ?


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