「死役所」第7巻あらすじ紹介【ネタバレ多数あり】


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今回は「死役所」第6巻をご紹介します。

表紙は…何やら両手の指で輪を作り、二つ合わせて「∞」みたいな形を作っている男性。

後ろにはいつもの作り笑顔、シ村さんです。

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加護の会

今回のお客様は、交通事故死した男性、「寺井 修斗(てらい しゅうと)」。

表紙の男性ですね。

シ村さんが応対し、手続きを進める寺井さん。

ふと、寺井さんの記した言葉にシ村さんが反応します。

加護の会に入信されていましたか。少しお聞きしたいことが…。

6巻の最後で、ニシ川さんがシ村さんの過去資料を探した際、

加護の会」という記載がありました。

シ村さんの過去と何か関係あるのでしょうか…。

寺井さんは、自身で「底辺大学」と語る大学の学生。

4年の夏にもかかわらず、就活を始めないという諦めよう。

一方、弟の恭平は医大生。

寺井さんはそのことにコンプレックスを感じていました。

ある日家に帰ると、同居する祖母が宗教法人「加護の会」の講演会に行きたいと。

代表の男性がかっこいいから、という邪な理由ですが、

寺井さんが連れていくことになります。

受付の可愛らしい女性に惹かれ、「加護の会」の代表、

「蓮田 英山(はすだ えいざん)」講演内容に興味を持った

寺井さんは、1人で「加護の会」を訪れます。

自給自足で「無為自然」をモットーとする会、コンプレックスを抱える寺井さんは暖かく

迎えられ、入信を決意、家族には「シェアハウスをする」と嘘をつき、出家します

会の中で充実した日々を過ごす寺井さん。

しかし、いつまでも家族が気づかないはずもなく、弟の恭平が迎えに来ます。

半ば強引に自宅に連れ戻される寺井さん。

「加護の会」が理想郷と語る寺井さん、社会から逃げているだけと責める家族。

話は平行線。交わり合う気配はありません。

トイレに行くと言い、脱出を試みる寺井さん。

会に戻るため、家族から逃げる最中に事故に遭い、亡くなったのでした。

寺井さんの話を聞きながら、過去を思い出すシ村さん。

美幸がよくなる可能性があるなら懸けてみたい

と加護の会行きを懇願されるシ村さん。

願い出ているのは奥さんの幸子さんで、「美幸」はシ村さんの娘さんなのでしょう。

「加護の会」に行くことで「何が」よくなるのかは描かれていません。

寺井さんに「加護の会で市村幸子と言う女性に会わなかったか」と尋ねるシ村さん。

寺井さんが、一緒にいた人の名前を順々に一人ひとり言っていると、険しい表情になり

とっとと答えろ

奥さんが今、「加護の会」にいるのか、非常に気になっているのでしょうね。

「他の信者の名前など聞いていない」と言わんばかりのキレ具合です。

加護の会は全国に15か所くらいあり、どこかに特別な加護を受けている

その人がそんな名前でした、と答える寺井さん。

その「特別な加護」を受ける女性が、シ村さんの奥さんなのでしょうか。

何故特別な加護を?娘さんは結局どうなった?

謎は尽きませんが、シ村さんの過去が、少しだけ紐解かれたお話でした。

気遣い

今回のお客様は「日原(にちはら)さん」。

単身赴任中で、2人の娘さんを持つ日原さんは、非常に気を遣う男性。

その反動か、家族にはタバコを止めたと嘘をつき、実は喫煙している日原さん。

1人暮らしののアパートで、ビールを飲みながら一服、と言う至福の最中、

奥さんからテレビ電話がかかってきます。

急いでタバコを消して出ると、子供を連れて明日そっちに行く、とのこと。

消臭剤と壁の掃除で、タバコの痕跡を何とか消そうとする日原さん。

一気に酔いが回り、寝入ってしまいます。

気が付くと死役所。

どうやら火事で亡くなった模様です。

タバコの痕跡を消そうとした際、吸殻を燃えるゴミと一緒に

袋に捨てたところから火が出たみたいです。

自分のたばこの不始末で、家族に賠償などの迷惑をかけてしまうかもしれない…

ひどく落ち込む日原さん。

「本当にごめん」「おれのせいで」「逃げるように成仏するなんて」「俺は最低だ」

うわ言のようにブツブツと呟きながら、成仏申請を済ませる日原さん。

タバコの不始末で亡くなったことは確かなのですが、実はその不始末は隣人。

日原さんは「被害者」だったのです。。。

新入職員

死役所に新入職員がやってきます。

1巻の「江越 伸行(えごし のぶゆき)」以来ですね。

彼は職員にならず、「冥途の道」に行きましたが。。。

新入職員は「ハシ本」という長身・長髪の、目つきが悪く愛想のない、

無口でボーっとした若い男性です。

「他殺課」に配属され、「フシ見」さんの隣になります。

「フシ見」さんはこの話で初登場、小柄な普通の年配男性ですが、

ハシ本君に「衝撃が苦手だから隣りでガタガタしないでね?」

と一言。

それ以降、ちょっとした引き出しの開け閉めや貧乏ゆすりなどで、

フシ見さんから「衝撃くるからやめて?」と言われ、

とうとう切れるハシ本君。死役所の職員と言うことは、元死刑囚なわけで、

無口なハシ本君もキレやすく暴力的な模様。

カッターナイフを振りかざし、フシ見さんに切りかかります。

イシ間さんに止められるハシ本君ですが、すぐにフシ見さんにカッターを取られ、

逆に喉元をスッパリ切られます。

普通のおじさんに見えたフシ見さんも、やはり元死刑囚。

刃物の扱いに慣れているうえ、「ハシ本君が生きてたら、確実に殺せたのに」

と危ない発言をします。

皆さんすでに死んでいるので、首を切られたとこで死ななければ血も出ませんが、

切れたままでは不都合と言うことで、糸で縫ってもらいます、、、

喉元がフランケン・シュタインのようです、、、

「死にたい、成仏したい」

死役所で働きたくないハシ本君ですが、シ村さんが

「死ぬことも殺すことも自殺もできません」

「現世でのわがままは通用しませんから、お客様のために働きましょう」

と諭します。

そんな様子を見て安心するイシ間さんの元に、一通の封書が。

中には、、、

辞令 他殺課 イシ間殿 任期満了に伴い 本日より49日以内に成仏するものとする


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