古見さんはコミュ症です。

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概要

今回は、「古見さんはコミュ症です。」をご紹介します。

「オダトモヒト」先生による、学園コメディ、でいいのかな?

基本コメディなんですけど、ちょっと恋愛要素もあったりします。

あらすじ

主人公は「古見 硝子(こみ しょうこ)」さん、高校一年生。

容姿端麗で黒髪ロング、すらっとした体形で、周囲からマドンナ、

むしろと崇められるくらいの美少女。

 

でも、「超」が付くコミュ症です。

家族以外とまともに会話できないレベルです

(家族ともあまり会話をしている描写がありませんが…)。

 

それまで誰にも気づかれなかった古見さんのコミュ症に、

最初に気付いたのがもう一人の主人公(で良いのかな?)の

「只野 仁人(ただの ひとひと)」くん。

 

「もしかして、人と話すのが苦手なんですか?」と言う問いに、

「何でわかったんですか?」と答えようとして

ブルブル震えながら

「ななななななななななななななななななななななななななななななななな…」

と壊れてしまう古見さん。

 

口頭での会話が無理なので、古見さんには黒板に筆談してもらうことにしたところ、

皆から羨望の眼差しで見られている古見さんの、思いもよらぬ気持ちが露わに。

 

本当は友達が作りたい、一緒にお昼食べよって言いたい、中学時代は毎日そう思い、

毎日言えず、辛かったと。

 

友達を100人つくることが夢だという古見さんに、

只野君が「自分が最初の1人になる。残り99人の友達作りも手伝う」と宣言します。

見どころ

古見さんの友達になる面々が、非常に個性的で面白いです。

 

まずは「長名 なじみ(おさな なじみ)」ちゃん。

いや、なじみくんなのかな?

(中学時代は学ランを着ていたらしいのですが、高校ではスカート穿いてます)

名前の通り、只野君の幼馴染で、コミュ力の権化です。

古見さんと只野君が通う伊旦高校の生徒全員が、自分の幼馴染だというほど。

全員と言うことで、もちろん古見さんも幼馴染の一人なのですが、

小2の頃に会った古見さんに、何を言っても無視され

(古見さんに無視するつもりはなかったのですが)、

ショックで1週間寝込んだことがあり、最初は古見さんとは友達に

なれないと断りますが、只野君の強い押しで一緒に下校することに。

その途中のとある出来事をきっかけに、なじみちゃんは

「古見さんのことを勘違いしてた。古見さんって面白いんだね!」

と、只野君に続いて2人目の友達になります。

約束がいくつも重なり、昼休みを分刻みのスケジュールでこなしたり、

お祭りには約束がサウザン(1,000)ブッキング

するほど友達が多く、只野君曰く「コミュ力は全一(全国一位)」。

 

 

次は「山井 恋(やまい れん)」ちゃん。

クラスのイケてる女子グループのリーダー的存在で、おしゃれで可愛らしいのですが、

病んでます。

古見さんが大好きで、大好きすぎて、古見さんと仲が良く、邪魔な存在である只野君を

拉致、自宅に監禁するほど…。

自室は壁どころか天井まで一面、古見さんの写真と、古見さんと自身の雑コラで

埋め尽くされてます。

只野君の監禁を、古見さんのためにやったこと、只野君よりも自分の方が古見さんの

友達にふさわしい、と力説しますが、

「自分の友達は自分で決めます」と古見さんに一蹴されます。

その後、只野君と古見さんに(不器用ながらも)謝罪し、古見さんの友達になります。

 

 

次は「中々 思春(なかなか おもはる)」ちゃん。

所謂中二病で、左目は眼帯、左腕は包帯、右手は指だしグローブと、

絵に描いたような中二っぷりです。

古見さんのことを「コミリア姫」と呼び、自分の真名は

「マルソート・レス・プリマベラ」と言い、

自分たちの「禁忌の力(ドラゴン・フォース)」は、

2人が10㍍以上離れると大爆発を起こし、世界が滅ぶと。

なかなか笑かしてくれますね。

そんな中々ちゃんは、中二病ゆえか友達がおらず、体育の時間に二人一組で

準備運動する際に、誰も組んでくれず、

落ち込んでいるところに、古見さんが組んでくれて、友達になります。

 

 

2019年3月時点で12巻まで単行本が発行されてます。

ホンワカ楽しめるので、非常におススメですよ!

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