ひぐらしのなく頃に ~綿流し編~其の参「嘘」あらすじ①【※ネタバレあり】



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ひぐらしのなく頃に 綿流し編 其の参「嘘」Aパート


詩音ちゃんにブチ切れ、電話を切られてしまった翌日。

学校は「ある話」で持ち切りです。

雛見沢村の村長さんが、昨日昼過ぎ、会合で神社の集会所に出かけ、その会合は日がとっぷり暮れたころに終了。

それきり、村長さんの姿を見た人はいない、、、つまり、行方不明

「鬼隠し」に遭っての行方不明なのでしょうか。


昨夜電話で話していた、「祟られるのに十分な資格がある

圭一君と詩音ちゃんではなく、村長さんが。

学校の花壇に水やりをしながら、

「祟りなら、祭具殿に入った俺と詩音のはずなのに」

と考え込む圭一君。


ふと視界に入って来たのは梨花ちゃん

転んだのでしょうか、少し汚れて、擦り剥いているようです

目にはうっすら、涙が溜まっています


「ひぐらしのなく頃に」 ©2006竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会・創通




「梨花ちゃん!転んだのか?」

涙を拭いながら

「違うのです。違うのです。ボクのことはいいのです。それよりも。お祭りの晩に何か悪いことしましたか」

やはり祭具殿忍び込んだのは、周知の事実なのでしょうか。

少なくとも、何人か知ってる人はいて、古手神社の巫女であり、祭具殿に入ることのできる梨花ちゃんは、そのことを知っているように見えます。


答えることができない圭一君。

「変なことを聞いて、ごめんなさいです。忘れて下さいなのですよ」

「梨花ちゃん!!」

走り去ろうとする梨花ちゃんを、圭一君が呼び止めます。

祭具殿に忍び込んだことを、洗いざらい話してしまいたい圭一君。

ただ、梨花ちゃんは古手神社の巫女であり、禁忌を破ったことを一番許さない立場にあります。

梨花ちゃんを呼び止めたのはいいけど、言葉が続かない圭一君。


梨花ちゃんが先に口を開きます。

「お祭りの晩、神社の祭具殿に猫さんが入り込んだそうです。」

「ね、、猫?」

「はい☆猫さんです☆ ゃ~~にゃ~~、なのです☆猫さんは中を見て、怖くなってびっくり仰天。一目散に逃げだして、ガタガタブルブルニャーニャーで大変なのです。」

「そ、、その猫さんは、これから、、どうすればいい?猫さんが悪戯心で忍び込んだのを、、犬さんが見てたんだ。猫さんのところに代わる代わるやってきては、忍び込んだだろ?って、、問い質してくるんだ。」

「大丈夫ですよ☆猫さんはボクが守ってあげます。何匹かの犬さんが、きっと、勘違いしているだけなのだと思います。ちょっと大変ですけど、頑張りますですよ☆ファイト!オー!なのです☆

 、、、だけど、姉猫はとても怒っています。妹猫が悪いことをしたので、とても怒っています。

 、、、、、、、今日から部活は無しにしましょう。

 しばらくの間、姉猫をそっとしてあげてほしいからなのです」

『姉猫って、魅音のことか、、?』

「圭一。村長さんを噛んだ勘違いの犬さんが、猫さんに噛みつこうとしたら、知らせて下さいね」


その夜、詩音ちゃんから電話が来ます。

前の晩、詩音ちゃんを責めて、電話切られちゃったから、まずはそのことを謝ります。

「あの、、公由のおじいちゃんが行方不明になったって、本当ですか??」

村長さんは「公由」さんというようですね。

詩音ちゃんは続けます。

「どうしよう、、、わたし、、昨日村長さんに、、あの晩のこと打ち明けたんです!!わたしのせいです!」

詩音のせいではないと、宥(なだ)める圭一君ですが、

詩音ちゃんの後悔は止まりません。

「いいえ!!わたしのせいなんです!!!だって打ち明けてすぐなんですよ!!その晩すぐに消えてしまって!!

 、、、、、話したから殺されてしまった、、、打ち明けたから殺されてしまった、、、」

「おれも、、、おれも打ち明けてしまったんだ、、、梨花ちゃん!!!」


レナちゃんは入浴中、お父さんに呼ばれます。

「お~~い、レナ。電話だぞ。圭一君って子から。」

良いですね、ナイスサービスシーンですね。

2次元の中学生女子の入浴シーンに萌える中年女がここにいます。

危険です。

誰か通報してください。


圭一君はあの後、梨花ちゃんに電話したけれども繋がらず、心配になってレナちゃんに電話し、一緒に様子を見に行くようです。

レナちゃんには、祭具殿の話はせずに。

魅音ちゃんも合流します。

「姉猫はとても怒っている」のでは、、、?


梨花ちゃんは、同じくオヤシロ様の祟りで両親を亡くした沙都子ちゃんと一緒に、倉庫の2階のようなところに住んでいるようです。

部屋に灯りは点いておらず、大声にも反応なし、鍵もかかっているよう。

圭一君ははしごで2階が開いてないか確認、レナちゃんは古手家の本家(梨花ちゃんの両親が亡くなってから、ほったらかし)を見に行きます。


圭一君が登るはしごを魅音ちゃんが押さえています。

両親を亡くし、小さい子が2人で生活していることに対し、

「大変なんだな、、、」

と圭一君。

すると、、、、、魅音ちゃんの様子が豹変します。

鬼隠し編の時のように。


「呪われてるんだよ。。。」

圭一君が昇っているはしごをガチャガチャ揺らしながら、何かに憑りつかれたかのように、捲(まく)し立てます。

「北条沙都子はね、オヤシロ様の祟りを一身に受けた呪われた子なの。 悟史君もたった一人の妹のあの子のために、身を粉にして守っていたのに消されてしまった!!可哀想な悟史君。なんて報われない悟史君。

あの子は呪われた子。あの子に近づけば、祟りで死ぬか、祟りで消えるか。


「ひぐらしのなく頃に」 ©2006竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会・創通




あの子に安らぎなんかあるものか。梨花ちゃんが消えたのも、きっと沙都子のせいだよ!!

違いない違いない違いない違いない、、違いない違いない違いない違いない、、違いない違いない、、違いない違いない、、違いない違いない、、違いない違いない、、、、」


「魅ぃちゃん!圭一君!!鍵、借りてきたよ!」

レナちゃんが何人かの大人たちを連れて、戻ってきました。

「おっ、助かったね!ねっ、圭ちゃん♪」

また、普通の魅音ちゃんに戻ってます。。。

『俺の知っている魅音と、違う魅音がいるのかもしれないその時初めて、そう思った』


鬼隠し編もそうでしたけど。やっぱり豹変するんですよね。

レナちゃんは今回そうならないけど、魅音ちゃんは今回も豹変。

そして、もう1つ気になるのが、途中から魅音ちゃんと詩音ちゃんが一緒に登場しないこと。

祭具殿に忍び込んだことを魅音ちゃんが怒っているから、なんでしょうか。。。??

あとは、魅音ちゃんが豹変した際、その怒りの矛先が「沙都子ちゃん」に集中していたこと。

今回、それほど出番がなかった沙都子ちゃんが、魅音ちゃんの標的になるのはちょっと不自然。。。


前の記事:其の弐「タカノ」②
次の記事:其の参「嘘」②


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