ひぐらしのなく頃に 綿流し編 其の壱「嫉妬」Bパート
レナちゃん、魅音ちゃんとの下校時、圭一君は今夜両親がいないことを嘆きます。
両親がいないこと、と言うよりは、それに伴い夕飯を自分で何とかしなければならないことを、嘆いているようです。
魅音ちゃんは今日もバイトらしいのですが、圭一君はうっかり
「やっぱ、ウェイトレスって大変なんだな」
と口走ります。
あれは「詩音」だと言ったのに、、、
魅音ちゃんも必死に否定します。
「違う違う!わたしはおもちゃ屋!おじさんに店番頼まれたの!ウェイトレスやってるのは、詩音の方!」
「あ~~、ゴメンゴメン、間違えた」
と言いながら、圭一君は含み笑い。
「詩音」の名をかたる「魅音」がウェイトレスしてるって、思ってますからね。
「詩音って誰かな?」
雛見沢に住んでるレナも知らない様子。
ならば、、、やっぱり魅音=詩音なのかな?
魅音ちゃん曰く
「外見は似てるんだけど性格は大違いでね~、あたしは優しくて思いやりある性格だけど~、詩音は冷めてておっかないんだよね~!」
「へぇ~、魅ぃちゃんに妹がいるなんて知らなかったよ~。お家に行っても会ったことなかったし~。」
ちょっと答えに窮する魅音ちゃん。
やっぱり魅音=詩音で決まりかな??
苦し紛れ?の答えなのか、詩音ちゃんは興宮の実家に両親と住んでいる、とのこと。
「ふ~ん、レナも会ってみたいなぁ!どこのお店で働いているのかな?」
またも答えに窮する魅音ちゃん。。。(笑)
「あ~~、ゴメン!バイト、急がないと!じゃね、レナに圭ちゃん!また明日!」
完全に逃げましたね。
そんな魅音ちゃんを見て。
「でも魅ぃちゃん、なんだか可愛かった~!なんでかな♪なんでかな~♪」
わたしからしたら、そんなこと言うレナちゃんの方が可愛いよぉ!
なんでかな♪なんでかな♪・・・・・・ごめんなさい。
帰宅直後、お腹が空いて玄関に倒れこむ圭一君。
「ピンポ~ン!」
おはぎもって誰か来た?針の入ったやつ。
ドアを開けて入ってきたのは詩音ちゃん。
玄関に倒れこむ圭一君を見て、
「圭ちゃん、何やってんですか?」
「詩音ちゃん」してる時の魅音ちゃんなのか、あるいは本当の詩音ちゃんなのか、魅音ちゃんとは言葉遣いが違いますね。
どうやらお弁当を持ってきてくれたようです。おそらく針の入ったやつ。
「お姉が電話してきて、圭ちゃんひもじい思いしてるから、何か差し入れしてやれば、って」

早速いただこうとする圭一君。見た目は美味しそうですが、
「毒とか、、、入ってんじゃないだろうか、、、」
うん、入ってるかもね。
空腹には勝てず、
「くそっ!!そん時ゃそん時だ~!!」
と食べ始める圭一君。
あぁ、、、もう死んじゃうのね。今回はずいぶん早いわね、うふふ(笑)
普通においしいお弁当だった模様。チッ。。。
翌日、いつものように部活を始めようとする魅音ちゃんですが、梨花ちゃんが断ります。
もうすぐ綿流しのお祭りなので、奉納の舞の練習がしたい、と。
奉納の舞で使用する神具(鍬)は相当重量があるらしく、梨花ちゃんは餅つき用の杵を使って練習してるとか。
杵は過去に一度、娘の幼稚園の行事で持ったことがありますが、、、
相当ですよ?あれ。
圭一君の、梨花ちゃんは見かけによらず力持ちなんだな、という発言から、
「見かけとは逆が真かもしれないよ?」
というレナちゃん。
なかなか深いことを言いますね。
そして魅音ちゃんもバイトであることを思い出し、帰ります。
「人は見かけによらないってことは、あの魅音も実はいい人だってことか?」
「魅ぃちゃんはいい人だよ。いつもみんなのリーダーとして頑張ってるけど、本当はとっても可愛い女の子なんだよ?」
何やら「綿流し」のレナちゃんは、やたら魅音ちゃんを推しますね。
詩音ちゃんに弁当箱を返しに、エンジェルモートへ赴く圭一君。
入り口付近に駐車してあった単車にぶつかり、倒してしまいます。
圭一君に詰め寄るヤンキー3人衆。
ピンチです、圭一君。
「やかましいよ、くそボケどもが!」
ドスの利いた声、、、見ると詩音ちゃん。
「圭ちゃん放してとっとと失せな!!!」
恫喝。
ヤンキーの一人が詩音ちゃんに向かっていくと、、、
どこからともなく人が集まってきます。
杖を突いた老人や、買い物中の主婦、中年男性、小学校低学年くらいの女の子、まさしく老若男女問わず、ぞろぞろ集まってきます。
何か言葉を発するわけでもなく、ただヤンキーを睨み付ける衆人。
遠くからはパトカーのサイレンも聞こえてきます。
旗色が悪くなったヤンキー、慌てて逃げ出します。
周りの人たちは一気に表情を緩め、「良かったね」という感じで、圭一君に微笑みます。
バイト終わりの詩音ちゃんを送っていくのでしょうか、歩きながら詩音ちゃんと話す圭一君。
詩音ちゃん曰く、さっき集まってきたのはみんな雛見沢の人。
雛見沢は結束力が強く、一人の敵は全員の敵だと。
お弁当のことも合わせて感謝し、弁当箱を詩音ちゃんに返す圭一君。
詩音ちゃんは
「わたし、、そんなこと、、、」
と言いかけ、何かに気付いたように
「ううん、、何でもないです!美味しかったですか?」
と合わせます。あらら、やっぱり魅音ちゃんと詩音ちゃんは別人???
「こうしてるとデートみたいですね」
と腕を組んでくる詩音ちゃん。
圭一君の腕に、胸が当たってますね。大きいですね。相当です。
おばさん、こういうの感心しませんね。特に胸の大きいのは感心しません。
「嫌ですか?わたし、お姉がどうして圭ちゃんのこと好きなのか、分かった気がします。圭ちゃんのこと、ちょっぴり好きになって良いですか?」
やっぱり別人か??魅音ちゃんのキャラと違い過ぎる。。。
真っ赤になって慌てる圭一君。
「しししし、、詩音!じゃなくて魅音!!魅音にも女の子らしくて可愛いところがあるのは分かったから、もう双子の妹なんて作り話、しなくても、、、」
と会話の途中で、おもちゃ屋の店先から現れたのは、、、魅音ちゃん!!
やっぱり本当に双子、魅音ちゃんと詩音ちゃんは別人だったのですね。

悪戯っぽい顔で
「だから言ったじゃないですか~。」
と詩音ちゃん。
バツの悪そうな魅音ちゃん。
翌日学校にて、圭一君と目が合うたびに顔を赤くし、トイレに駆け出す魅音ちゃん。
「これでトイレ15回目ですわ~。今日の魅音さん、徹底的に変ですわね。」
と沙都子ちゃん。
「女の子は不安定になるときもあるのです~。」
梨花ちゃん、、、あなたやっぱり小学校低学年ではないような、、、
廊下から、
「圭一君!」
笑顔のレナちゃんに手招きされる圭一君。
「えっと、、その、、、災難だったみたいだね、、」
「まさか、詩音が実在したとは、、、しかも弁当作ってきたのが、詩音の振りした魅音だったなんてな、、、」
なるほど、、、詩音ちゃんの恰好した魅音ちゃんが、圭一君のためにお弁当作ってあげたんですね。
大好きな圭一君のために、、、でも自分のキャラじゃないし、恥ずかしいから、、、
魅音≠詩音であることが判明して、お弁当の真実が圭一君にばれたことが恥ずかしくなって、、、
やっぱりいいわ、若いって。
今までレナちゃん可愛い言ってきましたけど、こういう魅音ちゃん、可愛いですね、いいですね、おっぱいデカすぎですけど。
「し~~~、魅ぃちゃんかなり壊れてたけど、何とか直したところだから」
「直したって、、、どうやって?」
「テレビと同じ、ななめ45度くらいの角度でエイッ!エイッ!」
今の若い子には通じないかも、、、昔のテレビって、叩くと直ってたのよ、不思議ね。
「でね、圭一君にもお願いしたいことがあるの。魅ぃちゃんはね、昨日までのことを無かったことにするから、圭一君も無かったことにしてあげて。」
「うん」
「でも、圭一君も分かったでしょ?魅ぃちゃんにも可愛いところがあるんだって」
「あぁ、退屈しない奴だということは分かった」
2人のもとに現れる沙都子ちゃんと梨花ちゃん。
「圭一も魅ぃもいっぱいいっぱいお勉強しましたですね。きっと圭一は、素敵な大人になれますよ」
「あぁ、梨花ちゃんもお勉強家だから、すごい素敵な大人になれそうだな!」
「もちろんなのです。ボクは大人になったらすごいすごいなのです☆」
「あ~~ら、わたくしも大人になったらすごいレディーになるんですのよ~♪」
「沙都子はいくつになっても、沙都子だと思うぞ~。」
そんな4人のやり取りを、物陰から悲しそうに見つめる魅音ちゃん。。。
鬼隠し編では恋愛云々なんて要素ゼロだったのに、
綿流し編では随分その辺りが出てくるのね。
それにしても詩音ちゃん、よく見たらOPにも登場してましたね。
OPはいつも、
「その指だけ置いて行かれても怖いだろうな~」
とか馬鹿なこと考えながら聴いてるので、
ちゃんと頭に入ってなかったみたい(笑)
※歌詞を細かく書いちゃうと、カスラックとかいう権利組織に
「お金払え」って言われるらしいので、OPの歌詞を知らない方は
検索サイトで調べてみて下さい。
島みやえい子さんの「ひぐらしのなく頃に」という歌です。
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