ひぐらしのなく頃に ~鬼隠し編~其の四「歪」あらすじ②【※ネタバレあり】



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ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編 其の四「歪」Bパート


自宅、自室で目を覚ます圭一君。

どうやら、3人組の男に襲われ、気を失っていたようです。

「横になってた方が良いと思うな。」

「レナ、、、」

「お医者さんに電話したからもうすぐ来ると思う。」

「いつもの」レナちゃんです。。。後半になるにつれ、「狂気」の場面が多くなったので、

どちらが「いつも」なのか分からなくなってきましたが、、、

「普通の、優しくて可愛らしい」方のレナちゃんです。


「ピンポ~ン」

玄関のチャイムが鳴り、

「お邪魔しま~す!」

と言う魅音ちゃんの声が聞こえます。

「魅音が、、、なんで、、、」

「お家の人がいなかったから、、、わたしがね、電話したの」

部屋に入ってくる魅音ちゃん。

「あれぇ~?元気そうじゃ~ん!心配して損したかな~?レナ、『監督』には電話した?」

「うん、魅ぃちゃんに電話した後。すぐ来るって言ってたよ。」

「監督って、、、何だよ?」

「あははははは!圭ちゃん知らないの?監督って言ったら監督だよ。圭ちゃん、最近は野球に凝ってるんだよね~!監督、それ聞いたら喜ぶと思うなぁ~!」


怯えた表情の圭一君。「監督」って何のことでしょう?

「だから、、、監督って誰なんだよ!」

「あっはははは、監督は監督さんだよ~。」

「だから誰だよ~!!!」

「あ~っはっはっはっはっははははは~~!!!」


普通?狂気?この2人は今どっちなの?

「そうだ!監督が来る前に済ませとくかな!罰ゲーム。」

「罰ゲーム?」

「おはぎの宿題、、、確か、忘れてたよね。」

完全に「狂気」の方です。


後ろから圭一君を羽交い絞めにするレナちゃん。

「動かないでね、罰ゲームだから。ふっふっふっふっふっふ、くっくっく、、、」

注射器を取り出し、針の部分のキャップを外す魅音ちゃん。

「なんだよ、それ!何の真似だよ!」

「圭ちゃん、分かってんでしょ?」

注射器の空気を抜くために、笑いながら注射器から「ピュッ」と注射液を出す魅音ちゃん。


大石刑事の言葉を思い出す圭一君。

富竹さんが亡くなった際に、

薬物のようなものを疑いましたが、そういった類のものは検出できませんでした。』

と言っていたことを。


それと同じ薬物?圭一君も、自分で喉を掻き切るの?

「ハハッ、観念しなって」

「やめろ、、、やめろ~~~~~~~!!!!!!!!」


第1話冒頭の、金属バットでボッコボコのシーンです。

レナちゃんと、魅音ちゃんを、圭一君が、金属バットで、、、

もう動かない、おそらくは事切れているであろう2人に、

それでも容赦なく、バットを振り下ろす圭一君。

「ひぐらしのなく頃に」 ©2006竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会・創通



放心状態で膝から崩れ落ちる圭一君。

外から、車が停車する音が聞こえます。

監督」がやって来たのでしょう。

「来やがった、、、」


壁掛け時計の裏に貼り付けた遺書(書置き)を剥がし、情報を追記します。

『レナと魅音は犯人の一味。

 他にも大人が4~5人以上。

 白いワゴン車を所有。

 富竹さんの死は未知の薬物によるもの。

 証拠の注射器はこれです。』


「ピンポンピンポ~ン」

玄関のチャイムが鳴らされます。

書置きを貼り付け直し、時計を壁にかけ、倒れている2人見て、涙がこぼれ落ちます。。。

「どうして。。。。。どうして。。こんなことに。。。。。」


「ピンポンピンポ~ン」

玄関のチャイムは鳴らされ続けます。

「監督」達のいる玄関を避け、裏口から外に出る圭一君。

そのまま走って逃げます。。。


場面は変わり、警察署。

「大石さん、一般の方から外線です」

「あぁ~、これはどうも」

「公衆からですよ」

「大石です、もしもし」

「お、、、大石さんですか、、、、、」

「前原さん?何か~、ありましたか」

「な、、、うう゛ぇえ、、、そ、、、その、、、」

明らかにおかしい圭一君の様子。


「何があったんです?」

話しながらメモ帳に「ヒナミザワ デンワボックス」と書き、

近くの刑事に見せる大石さん。

そこにパトカーを向かわせてくれ、と言うことのようです。

すぐさま電話をかけ始めるほかの刑事。

「あ゛な゛、、、あ゛あ゛ぁ゛、、、あの、、おれ、、、」

「落ち着いて、前原さん。今、近場の警官をそこに向かわせます。わたしもすぐそっちに行きますから」

「ぅあ、、、すす、、その、、たぶんむりです、、、まにあわ、、、、」

「落ち着いて、前原さん。今、どういう状況なんです?」

言いながらほかの刑事からメモを受け取る大石刑事。

『雛見沢にボックスは一か所 パトを向かわせました 5分です』

かかり過ぎです!警らには何人乗ってます?」

「2人」

雛見沢の駐在さんに電話は!?」

定時巡回の時間で、不在です」

「熊ちゃん!!車を回してください!!」

「了解ッス!」


「もしもし?前原さん。今そこに警官が向かってます。2~3分で到着しますから。前原さん、犯人は誰です?何人なんです!?」

「お゛お゛、おれも、さいしょは、、、にんげんがはんにんなんだと゛、、おもいまし、、、ゲボッ、、、だけど、、、やっぱり、、、ゼヒュー、ゲホッゲハッ、、、おやしろさまってのは、、、はーーー、、いるんだとおもいます、、、いまー、はー」

「前原さん、、?」

「ずーっと、、、つけてくるんですよ、、、はしっても、、はしっても、、、はしってもはしっても、、、、、かげみたいにぴったりくっついて、、、、ぜひゅー、、、すこしづつ、、すこしづつ、、、、おれのせなかに、、にじりよってくるんです、、、ぐぇっ、、ゲホッゲホッ」

「前原さん、、、そいつぁ、、、今ひょっとして、前原さんの、、、」

すぐ、、、うしろに、、、ゲホッ」

「誰がいるんです!!!」

「ふりむけるわけ、、、、ないじゃないですか、、、ふりむいたら、、、おれ、、、、、おれ、、、、、」

「怖いのは分かります!!!でも教えてほしい!!!!ちょっと、、振り返るだけでいいんです!!!前原さんの後ろに、誰が、、、誰がいるんです!?!?」

「うああああぁぁぁぁぁあ゛ああ゛ああ゛ぁ゛ぁ゛、、、、、」

「前原さん、、あんた、まさか、喉を引っ掻いたりしては、いないでしょうね!?」


力尽き、電話ボックスの中に倒れこむ圭一君。

ガラスは血でベッタリ。。。受話器がブラブラと揺れています。。。

受話器からは

「もしもし!!前原さん!前原さん!!!」

「ご、、な、、、い、、、、、、、、ブツッ、ツーッ、ツーッ、ツーッ、ツーッ、ツーッ」

大石刑事のもとに走ってくる刑事。

さっき大石刑事に「熊ちゃん」と呼ばれていた刑事です。

「大石さん!!車オッケーっす!!。。。??大石さん!!」

受話器を見つめる大石刑事。

「『ごめんなさい』だ、、、、、」

「ひぐらしのなく頃に」 ©2006竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会・創通



昭和58年 6月

鹿骨市雛見沢で、女子生徒殺人事件が発生

容疑者は「前原圭一」

自宅にクラスメイトの女子2名

竜宮レナ

園崎魅音

を呼び寄せ、金属バットで撲殺

容疑者は犯行現場から逃走後、

警ら中の警察官に電話ボックス内で倒れているのを発見されるも

24時間後に収容先の病院で死亡

検死の結果、死因は出血性ショック死

自らの爪で喉を引き裂き

その結果、出血多量で死に至った模様

薬物などの使用は認められず

その後、容疑者の自室から

直筆のメモが発見される

メモはB5の大学ノートを半分に裂いたもの2枚で構成され

壁の時計の裏に貼り付けられていた

そのメモは、元はB5のページに書かれたものを

何者かが真ん中の数行を削除するために

破り捨てたのではないかと推測される

また時計裏に付着していた大量の粘着テープ跡から

メモ以外にも何かが貼り付けられていたのではないかと

考えられる

以下が、そのメモの内容である

『私、前原圭一は命を狙われています。

 誰に、なぜ命を狙われているのかは分かりません。

 ただひとつ判ることは、オヤシロ様の祟りと関係があると

 いうことです。

 レナと魅音は犯人の一味。

 他にも大人が4~5人以上。

 白いワゴン車を所有』

以下は2枚目。

『どうしてこんなことになったのか、私にはわかりません。

 これをあなたが読んだなら、その時、私は死んでいるでしょう。

 死体があるか、ないかの違いはあるでしょうが。

 これを読んだあなた。どうか真相を暴いてください。

 それだけが私の望みです。

 前原圭一 』

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