ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編 其の壱「ハジマリ」Bパート
場面は変わって学校の放課後。
魅音ちゃんに「部活」に誘われ、「部員全員」が賛成。
ちなみに部員とは
魅音ちゃん、レナちゃん、沙都子ちゃん、梨花ちゃんです。
晴れて圭一君は「部活」の一員になりました!
学校公認の部活動ではなく、梨花ちゃん曰く
「みんなでゲームして遊ぶ部活なのです~♪」
「楽しくやればいいじゃないか」
と甘く考える圭一君ですが、どうやらそう甘くはないようです。
ゲームはジジ抜き。罰ゲームは1位がビリに一個命令、に決まります。
トランプの山から一枚抜いて、それがジジになります。
ずいぶん使い込まれたトランプで、
「まさか、皆にはそのキズでここに伏せたカードが分かっているとか。。。?」
4人の目が光ります。どうやら当たりのようです(笑)
「いくつかのカードは特徴的だから、圭一君にもすぐに覚えられるよ」
レナちゃん、フォローになってないよ。。。
圭一君の手札も、混ぜようがどうしようが、
何を持っているか簡単に見破られます。
「鬼め。。。レナはそんな鬼じゃないよな?」
「ゴメンね圭一君。。こっちがハートの3だよね?あ~がりっ♪」
レナちゃんも鬼でした(笑)
連戦連敗の圭一君。
ビリは決定した圭一君ですが、最後にキズを偽装、魅音ちゃんを騙します!
「さすが圭ちゃん、わたしが見込んだだけのことはあるよ!」
魅音ちゃんにも褒められ、上機嫌の圭一君ですが。。。
最初に決めた約束の「罰ゲーム」が執行されます。
「今日は初日だし、ソフトなのからいこうかなぁ~。
いきなり登校拒否になられても困るしねぇ~!」
とマジックを取り出す魅音ちゃん。
圭一君の身体を押さえつけるレナちゃん、沙都子ちゃん、梨花ちゃん。
素晴らしい連携です。
帰り道、例の「ケンタ君人形」を掘り出すために
早く帰ったレナの話をする魅音ちゃんと圭一君。
圭一君の顔は、マジックでタヌキになっております。。。
普通のトーンで話してますが、圭一君の顔は完全にギャグです。
圭一君は、ゴミの山のことを魅音ちゃんに聞きます。
「あそこ。。。さ。ダムの工事現場。
なんかあったんだろ?昔。」
「あったよ。
突然ダムを作るって、役人たちが一方的に立ち退きを迫ってきたんだ。
だから、戦ったんだよ。村のみんなで。
戦わなければ今頃、村はダムの底に沈んでた。」
「よく勝てたなぁ。相手は国だろ?」
「村長や村の有力者たちが、方々に陳情した。
そうしているうちに、計画は撤回されたんだよ。
あたしたちの完全勝利だった!
ハハハハハッ♪」
「暴力沙汰とかには、ならなかったのか?
傷害事件とか、さつじん、、、」
突然、歩みを止める魅音ちゃん。
「なかった」
レナちゃんと同じ、感情も抑揚もない返事。拒絶。。。
「じゃーね、圭ちゃん!顔のそれ、家に帰るまで消しちゃダメだからね~!」
。。。普通の調子に戻る魅音ちゃん。
釈然としないながらも、
「ケンタ君人形」を掘り出すレナを手伝いに、ゴミ山(旧ダム工事現場)に
向かう圭一君。
ケンタ君人形は、かなりの深さに埋まっており
「本気でやるんなら鉈かのこぎりが必要だな。。。」
「ちょっと待ってて!」
駆け出すレナちゃん。
圭一君は、ゴミ山に落ちている週刊誌を見つけます。
『いやな事件だったね。。。腕が一本、未だ見つかっていないんだろ。。。』
富竹さんの言葉を思い出します。
そして。。。ダム現場でバラバラ殺人事件があった記事を見つけます。
『被害者を殺害したうえ、身体を6つに切断。
加害者の一人はいまだ逃走中。』
「知らない」
「なかった」
二人の言葉は嘘だったのです。。。
そして、鉈を持ち、薄笑いを浮かべながら歩くレナちゃん。。。
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